「私の心の名画座」2022年11月の映画

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

　1949年ハリウッド黄金期にありながら、3組の夫婦関係という身近なテーマを繊細な演出と会話でユーモラスに描いた傑作。ジーン・クレイン、リンダ・ダーネル、アン・サザーンという美しき名女優たちが「単なる妻」を演じ、艶っぽい男優陣カーク・ダグラスなどが気持ちのイイ位「ただの夫」で出演。

　冒頭の船着き場のシーンで、自身が若い頃、船と列車を乗り継いでわざわざ東京まで遊びに行ったことを思い出されたFさん。

　ダンスフロアーのあるレストランで夫婦らの会食シーンを観て「初めて飲んだお酒はバイオレットって言うカクテル…」と記事のエピソードを話し始めたSさん。

　映画を用いての回想療法、PSMはその映画を観た記憶のない方にも映像や音（音楽、セリフ）によって長期記憶、エピソード記憶が甦ることがとても多いです。