推薦のことば

東北大学医学部臨床教授 藤井昌彦 先生

 

 懐かしい映画や音楽を再体験するなど歓喜的情動につながる様々なプログラムを進めることにより、認知症の医療現場は大きく変わると確信しています。

日本回想療法学会会長 小林幹児 博士(行動科学)

 

 近年若い頃の思い出を楽しむことが認知症予防に役立つことがわかってきました。映画や音楽を楽しみながら思い出の場所や、思い出の人とのことをイメージすることは、認知症予防だけでなく、介護予防にもなります。また、過去を楽しむことは自己肯定感をうながしながら、今を楽しい気持ちにさせます。もし今が楽しくないとしたら認知症になってしまうかもしれませんよ。仲間と一緒に毎日を楽しみましょう。